2010年 04月 10日
アーチャー闘病中・・!
1週間前に1つの水槽の1匹が拒食。
仲間から離れて隅っこでジーっとすることが多くなりました。
体色は脱色したように白っぽくなっています。
発症している個体を40センチ水槽に隔離しました。
はじめ症状から「赤斑病」を疑って、グリーンFゴールドを規定量入れて薬浴しましたが効果ありません。
そして昨夜には元気だった残りの6匹のうちの1匹も拒食で元気がなくなってきました。
おそらく感染したんでしょう。
これがその2匹目に感染したアーチャーです。
写真では見づらいと思いますが、背ビレと尾ビレのつけ根がやや赤いです。
この個体は元々発色がよくないのでいつも黒味がかっているんですが、今は艶がありません。
それに顔つきもしんどそうで、生気がないし・・。
これはボヤボヤしてられません。
これはマズイ!と思い、徹底的に治療を開始しました。
治療開始と言っても原因も病名も全く検討がつきません。
その時点で分かっていることはグリーンFゴールドリキッドが効いていないということくらいです。
白点病やこしょう病みたいにその疾患特有の特異的症状が出ていないので、一般症状から特定が難しく・・。
こういうとき、普段からもっと勉強していたら・・・って後悔します。
そこでC’ZONEのたかあきさんに相談しました。
そして病名が判明しました。
運動性エロモナスか、トリコジナではないかと。
さすが!たかあきさんの知識の深さにはいつも驚かされます。
私もいつかたかあきさんみたいなお魚博士になりたいと思いました。
この場を借りてたかあきさんにお礼申し上げます。ありがとうございます。
そして治療ですが、早速開始しました。
薬を入れる前に水半分換えて、魚たちが落ち着いた頃に薬を投入。
使った薬剤は、フラジール、エルバージュです。
フラジールは水50リットルに対して250mg。うちの水槽は106リットルなので大体500mg。
いただいたフラジールがあったので、それを砕いて水に溶かして水槽へ。
砕いたつもりが一部底に沈んで白くなっていました。不溶性とまではいかないまでも、水に溶けにくいみたいですね。
次にエルバージュを約1mg投入。
天然塩も300グラム入れて、0.3パーセントの食塩水にしました。
昨日までは27度前後だった温度を32度に設定。
エルバージュは光によって分解速度が促進するので、消灯しました。
とにかく今の状況下で教えていただいたことすべて、やれることはやったつもりです。
後は吉と出るか凶と出るか。
生命力に賭けるしかありません。
やるだけやったら後は神様に祈るしかないです。
それにしても今年の春はあまりいいことないです。
♪春なのに~お別れですか~♪って感じです。
3月半ば、フロリダスッポンの「ポン太」が亡くなりました。享年24歳。
24年前、近所のジャスコ内のショップで一目惚れして買ってきたんでした。
マッチ箱に入るくらいの大きさで、脱走して干からびて死にそうになったこともありました。
お目目がパッチリしてて、松平健に似てると言われたり、いつ鍋に入れるのかと言われたり、そのときは呼んでくれと言われていました。
水槽の上にかかっている洗濯物の洗濯はさみが水槽に落ちたときは、背中に当たって真剣に怒ってましたね。肌荒れで病院からお薬をもらって治療したときもありました。
新しく子犬が来て里心がついてピーピー泣いていたときも、ケージの隣にポン太の水槽があるのでポン太の姿を見て「ひとりじゃないんだ」って泣き止んだこともありました。
そのポン太が死にました。
大きなショックを受けました。辛いときにも1つ屋根の下で一緒の空気を吸って過ごしてきたのに。私の人生の半分以上ポン太と一緒だったんですよね。
人は24年も凄いじゃない!と言いますが、私としては25年でも30年でも生きていて欲しかったです。
ということで暗い話になってしまいましたが、ポン太というスッポンがいたということを残しておきたくて書きました。
今はアーチャーの治療に専念したいと思います。
by doppuri-ei | 2010-04-10 01:25